DEAF VOLLEYBALLバレーボール(聴覚障害)
みどころ
チームワークが要!
様々なコミュニケーションを
駆使して、勝利を目指す。
聴覚障害者によるバレーボール(デフバレーボール)は、一般のバレーボールと同じルールで行われ、選手たちのスピードや高さを活かした、ダイナミックなプレーが大きな魅力です。試合ではチームワークも重要になるため、選手や監督が手話やアイコンタクト、ボディランゲージなどを使って、コミュニケーションを図ることも特徴の一つです。
POINT-1
一般のバレーボールとルールは同じ
デフバレーボールは、6人制で行われ、コートや用具、競技形式など、一般のバレーボールのルールとの違いはありません。選手は聴覚に障害があるため、審判の笛の音、ボールをはじく音などが聞こえない、聞こえにくい状態でプレーするため、ハンドサインをしたり、ネットを揺らして気づいてもらうなど、おもに視覚から必要な情報を得られるような工夫がされています。
POINT-2
様々なコミュニケーション
勝利のカギとなるのはチームの連携。聴覚に障害があること、またその障害の度合いが異なることもあるため、手話だけでなく、身ぶりや口の動き、アイコンタクトなどを使いながら、意思疎通を図ります。また、ベンチワークでも、監督の指示が的確に伝わるように、手話通訳などのスタッフも含めて、普段からしっかりコミュニケーションをとることが大切です。
© 2023 Japan Deaf Volleyball Association ALL RIGHTS RESERVED.
競技ルール
ルールは、一般のバレーボールと同じ。
3回以内に相手コートに打ち返し、先に25ポイント取ると1セットを取ったことになります。24対24の同点をデュースと言い、これ以降は2点リードするまで続けられます。1試合3セットマッチで行われ、先に2セットを獲得したチームが勝ちとなります。
トピックス
「デフリンピック」が2025年に東京で開催!
メダル獲得を目指す
聴覚に障害があるアスリートのための国際的な総合スポーツ競技大会「デフリンピック」。このデフリンピックが2025年に東京で開催されます。
バレーボール競技は男女ともメダル獲得が目標。とくに女子日本代表は、世界の強豪として2013年ソフィア大会(ブルガリア)で銀メダル、2017年サムスン大会(トルコ)で金メダルを獲得しており、東京でも活躍が期待されます!