WHEELCHAIR BASKETBALL車いすバスケットボール
みどころ
Photo by JWBF/フォトサービス・ワン
選手が繰り広げる
激しい攻防に注目!
車いすバスケットボールは、全ての選手に障害の程度に応じた持ち点が与えられていて、障害の軽い選手も重い選手も等しく出場機会が与えられます。車いすの幅を生かしたコンビネーションプレーで、相手の動きを封じて有利な状況を作り出す戦い方など、状況に応じた戦略から目が離せません。コート上での巧みな車いすの操作はもちろん、素早いパスワークなど選手が繰り広げる激しい攻防に注目です!
バスケットボール連盟※新規画面で開きます
POINT-1
片輪を上げて高さを出す
高度なテクニック!「ティルティング」
車いすに乗った状態でジャンプをすることができませんが、選手たちは車いすの片輪を上げて高さを補う「ティルティング」を使うことも。下肢に障害がある選手も多い中、体幹や巧みなボディバランスが必要な技のため、日頃の練習は欠かせません。ゴールに少しでも近づくために魅せる高度なテクニックが試合を盛り上げます。
POINT-2
チームのために「壁」と
なってチャンスを作る!
車いすには幅があるため、選手同士が密集したプレーになると身体の向きを変えることが難しい場合も。そこで、車いすの幅を利用して「壁」を作る「スクリーンプレー」が光ります。障害の重い選手が「壁」となり、味方のシュートチャンスを作りだして、攻撃をアシストするなど、献身的なプレーに注目です!
POINT-3
選手の身体の一部となる
「競技用車いす」
競技用の車いすは、急発進や細かいターンなど、車いすバスケットボールならではの動きに対応できるよう改良されています。身体の大きさや障害によって、背もたれの高さや座面の角度が異なっていたり、タイヤのパンクがすぐに交換できるよう着脱が簡単になっていたりと、選手の身体の一部として試合中に活躍します。
競技ルール
車いすバスケットボールは、1チーム最大12人、障害の程度に応じて選手それぞれが1.0点~4.5点の持ち点でクラス分けされていて、コート上には、合計が14点以下となる5人の選手が出場します。
ダブルドリブルの反則はなく、選手がボールを持っているときに車いすをこぐプッシュは、連続2回まで可能です。
基本的には押す、引く、掴むことは禁止。車いすも身体の一部とされ、相手の車いすを掴むこともファールとみなされます。
大会中継
2019年5月12日(日)
天皇杯 第47回 日本車いすバスケットボール選手権大会
2018年5月20日(日)
天皇杯第46回日本車いすバスケットボール選手権大会
2018年1月28日(日)
第18回東京都障害者スポーツ大会 車椅子バスケットボール
2017年1月29日(日)