PARA ATHLETICS陸上競技(肢体不自由・視覚障害)

みどころ

競技用具を使いこなす
高度な
テクニックと
高い身体能力!

陸上競技は様々な種目があり、障害や競技の特性によって、いろいろな競技用具が使用されます。高いパフォーマンスを発揮するには、自身の身体能力はもちろんのこと、義足や義手、「レーサー」と呼ばれる競技用車いすなどの競技用具を使いこなすことも重要です。
また、視覚に障害がある選手をサポートするガイドランナーやアシスタント(コーラー・エスコート)のコンビネーションにも注目です。

日本パラ陸上競技連盟※新規画面で開きます

POINT-1

スポーツギアを使いこなせ!

陸上競技では、レーサーと呼ばれる競走競技専用の車いすや競技用義足などの、スポーツギアも注目のポイント。1つの小さな前輪と2つの大きな後輪からなる「レーサー」は、チタンなどで軽量化。脚は正座のように完全に折りたたんで座るか、上半身を起こせない選手は重心を後ろにした着座姿勢を取ります。

POINT-2

クラスは誰がきめるの?

各選手のクラスは専門の資格を持つ判定員が医学的、運動機能的な側面から審査して決めます。トラック競技のクラスはアルファベットのTと2桁の数字の組み合わせで表記され、数字は10の位が障害の種類を、1の位は障害の程度を表し、1の位の数字が小さいほど障害の程度が重いことを意味します。

POINT-3

いつか健常者の記録を超える日も…

カーボンファイバーで出来た義足を使った走幅跳では、健常者との記録の差が埋まってきており、健常者の大会に参加したパラアスリートが優勝するといったケースも出てきています。また、レーサーを使った競走種目では、もっとも速いクラスの世界記録と比較したとき、800メートルを境に健常者の世界記録を上回っています。

RULE

競技ルール

パラ陸上のルールは一般の陸上競技とほとんど同じ。選手は100分の1秒、1cmの差で記録を競い合います。ただし、対象とする障害が視覚障害や知的障害、麻痺や四肢の欠損などと多岐にわたるため、障害の種類や程度などの条件を「クラス分け」という制度で公平に競技が行なわれるようにしています。障害を補いながら、磨き上げた独自のスタイルで、己の限界に挑むそれが「パラ陸上」です。

MOVIE

大会中継

2020年9月5日(土)

WPA公認 第31回日本パラ陸上競技選手権大会

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中継情報一覧

競技紹介

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