PARA KARATEパラ空手

みどころ

美しさの「形」と
緊迫感ある「組手」

空手には、「形」と「組手」があり、「形」は敵の動きを想定して行う演武形式、「組手」は1対1の対戦形式の競技です。
「形」は技の正確性、緩急、強弱、流れの美しさ、立ち方、正しい呼吸法について採点し、得点が高い方が勝利します。「組手」は、2人の選手によって激しい攻防が行われます。繰り出される技の数々、緊迫感のある試合展開、一瞬たりとも見逃せません。

全日本空手道連盟※新規画面で開きます

POINT-1

それぞれの特性をいかす「パラ空手」

パラ空手では肢体不自由や視覚障害、聴覚障害、知的障害など、さまざまなクラスがあり、障害のある選手たちがそれぞれの特性をいかしながら競技に臨みます。「形」と「組手」を通して、日々の稽古の成果を発揮する選手たちの勇姿をぜひご覧ください。

POINT-2

光の見えない中での演武

視覚障害の部では、全盲、弱視、視野狭窄など、障害の程度が異なるため、公平を期すために全員アイマスクを着用。視覚を完全に遮断した、同じ条件のもとで競技を行います。練習では、指導者が手を叩く音を頼りに体の向きや動きを変えるなど、日々鍛錬を積んでいます。

POINT-3

「車いす」も体の一部!

上半身や全身に障害がある選手は、車いすや特別な装具を用いて競技を行います。「形」では、車いすを自身の体の一部として、すばやい方向転換やキレのある動きで技を披露。「組手」では、床に倒れこむほどの激しい攻防になることもあり、リスクを恐れず立ち向かう選手の姿は必見です。

RULE

©全日本空手道連盟

競技ルール

障害の種類・年齢によってクラス分けを行い、同クラス内で試合を行います。

【形】
審判員による採点で勝敗が決まります。通常の試合では指定の形があり、同じ形を何度も使うことはできませんが、パラ空手道競技大会では、形は自由選択、障害を考慮しアレンジすることもできます。また、同じ形を繰り返し演武できます。

【組手】
競技時間は2分間です。競技終了時のポイントが多い方、もしくは6ポイント以上の差がついた時点で勝敗が決まります。

中継情報一覧

競技紹介

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