KARATE空手競技(聴覚障害)
みどころ
繰り出される
技の数々!
空手競技は、大きく分けて「形」と「組手」の2種類。
「形」は、見えない敵を想定して、攻撃技と防御技を演武し、受け・突き・蹴りといった技の緩急やリズム、流れの美しさを競います。
「組手」では、上段(顔面、頭部など)、中段(腹部、胸部など)の決められた部位を狙い、突き・打ち・蹴りを繰り出し、技のポイントによって勝敗が決まります。素早い技の数々には一瞬たりとも気を抜くことができません。
POINT-1
音声が見える空手道
音声が見える空手道大会を目指し、様々な工夫が用意されています。「形」では、形名の申告はボードの掲示と手話で行われます。「組手」では、「ヤメ」は赤、競技時間残り15秒を知らせる「あとしばらく」は青の2種類のライトの点滅で主審の合図を知らせるなど、選手は「聞こえないハンディ」を気にせず、競技に集中できます。
POINT-2
華麗な演武「形」
「形」は、仮想の敵を相手に攻撃と防御を繰り出し、一連の流れで組み立てられています。突きや蹴り、受けといった技の緩急、強弱、流れの美しさ、正しい呼吸法、立ち方、技の難易度を採点し勝敗を決めます。
POINT-3
電光石火の技の応酬「組手」
「組手」では、素早い攻撃の瞬間だけでなく、攻撃までの選手同士の駆け引きも重要です。攻撃を受けるリスクを負いながらも、相手の間合いに入っていかなければならず、一瞬たりとも気が抜けない攻防が続きます。また、空手では、姿勢の良さ、正しい間合いなども必要で、ただ攻撃するだけではポイントになりません。
競技ルール
【形】
選手が赤と青に分かれて形を披露し、審判員の多数決によって勝敗が決まります。形は「基本形」「全空連第一指定形」「全空連第二指定形」「全空連得意形リスト」から自由選択します。
【組手】
競技時間は1分30秒間(中学生以上は2分間)のフルタイム。ポイントは一本(3点)、技あり(2点)、有効(1点)の3種類があり、6ポイント差が生じた時点、または、競技終了時点で得点の多い選手が勝ちとなります。
大会中継
2024年2月4日(日)
第7回JDKF.空手道競技大会
2022年2月20日(日)
第5回JDKF.空手道競技大会
2020年3月14日(日)