GOALBALLゴールボール
みどころ
静寂の中の
攻防戦!
ゴールボールは「静寂の中の格闘技」とも呼ばれ、ボールの転がる音や相手の息遣い、靴音、ラインの感触など、視覚以外の感覚を研ぎ澄まして戦う、視覚障害者独自の競技です。音が大切な競技なので、試合中はプレーを妨げないよう、観客は心の中で声援を送ります。様々なフォームから繰り出すパワフルな投球や、身体を投げ出してボールを止めるディフェンスなど、静寂の中に激しさもある、みどころ満載のスポーツです。
日本ゴールボール協会※新規画面で開きます
POINT-1
“光”の見えない中で
戦う選手たち
ゴールボールは視覚障害者がチームで行うスポーツです。障害の程度で競技力に差が出ないよう、“アイシェード”(目隠し)の下に“アイパッチ”を貼り、視覚を完全に遮断した、同じ条件のもと戦います。試合中に審判の許可なく選手が“アイシェード”に触れた場合は反則となり、ペナルティスローを受けなければなりません。
POINT-2
勝利に向けて
コミュニケーションを大切に!
視覚で味方や相手の動きを確認できないゴールボールでは、聴覚等によってボールや相手の位置、動きを確認、声を発して仲間に伝えることでチーム内の連携をとり、瞬時に攻守に対応していきます。声や音によるメンバー間の意思疎通が非常に重要な競技であり、試合中には床を叩いて自分の位置を味方に伝えるシーンも見られます。
POINT-3
攻撃と守備の様々な駆け引き!
攻撃では、複数の足音でフェイントを掛けたり、コート内を移動したり、ボールに回転をかけてバウンドをさせたりするなど、相手のディフェンスを翻弄する様々な駆け引きが見られます。守備では、そうした相手側の動きに惑わされず、ボールコースを正確に察知し、仲間とのコミュニケーションにより連携してゴールを食い止めるのもみどころです。
提供:日本ゴールボール協会
競技ルール
チームは最大6名の選手と3名のコーチで編成され、試合には3名の選手が出場します。選手はアイシェードを装着し、視覚を遮断した状態でプレーします。ボールはバスケットボールほどの大きさで、中に鈴が入ったゴム製です。
1試合は12分ハーフの合計24分間で、同点で終了した場合は、3分ハーフの延長戦(合計6分間)を行い、どちらかが得点した時点で勝敗が決定するゴールデンゴール方式が採用されています。
大会中継
2022年11月27日(日)
MONEY DOCTOR 2022 日本ゴールボール選手権大会
2019年11月3日(日)