PARA TABLE TENNISパラ卓球(肢体不自由)

みどころ

多様なスタイルが生む、
想像を超えるラリー

肢体不自由の選手たちがプレーする「パラ卓球」。車いすや義足、クラッチとよばれる杖をもって体を支えて競技するなど、自身の障害に応じたプレースタイルで試合に臨みます。スピード感あるラリー、戦術を極めた駆け引き、車いすを巧みに操るショットなど、躍動感のあるプレーと戦略を駆使した頭脳戦が魅力です。

日本肢体不自由者卓球協会※新規画面で開きます

POINT-1

公平な条件で競い合う

選手たちは「車いす」と「立位(立った姿勢)」 の2つのクラスに分かれ、さらにその中でできるだけ公平な条件で競えるように、障害がプレーに与える影響や程度によって、細かくクラス分けされています。
障害の種類が異なる選手同士でも、プレーへの影響が同程度であれば同じクラスになるため、義足の選手と下肢まひの選手が対戦するケースもあります。

POINT-2

それぞれのプレースタイルをいかして戦う

選手たちは障害の種類や程度に応じて、車いすや義足、杖を使用したり、両手が使えない選手はラケットを口にくわえるなどしてプレーをします。自身の障害と向き合い、独自のプレースタイルを確立した選手たちによる、個性や技術のぶつかり合いも見どころです!

POINT-3

相手を見極めて、戦略を組み立てる

パラ卓球では相手の障害を分析し、理解することも重要です。激しい打ち合いのなかで、対戦相手の障害やプレースタイルを見極めて弱みをつくなど、試合中もさまざまな戦略を組み立てて戦います。選手同士の駆け引きが繰り広げられる、緊迫した試合展開にぜひご注目ください!

RULE

JPTTA:Konakamura

競技ルール

選手は障害がプレーにどれくらい影響するかによってクラス分けされます。

クラス1~5 : 車いす使用の選手
クラス6~10 : 立位でプレーする選手
数字が大きいほど軽度のクラスになります。

ルールは基本的に一般の卓球と同じですが、車いす選手についてのみ「サービスがサイドラインを切った場合はレット(ノーカウント)」等一部特殊なルールがあります。
また、車いす選手のダブルスでは、センターラインを越えて横移動することができない代わりに、レシーブ後はどちらの選手がボールを打ってもよいというルールが採用されています。
使用する卓球台やネットの高さ、用具も同じです。卓球台は車いす選手が台の近くでプレーできるよう、脚がより内側になるよう設計されている台を使用しています。

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競技紹介

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