BLIND TENNISブラインドテニス
みどころ
静粛の中での緊張感と
感覚を駆使した駆け引き
ブラインドテニスは、視覚障害の日本人が考案し、世界に広がったパラスポーツです。視覚に障害のある選手が、サーブの打った音や、バウンドした音など、わずかな音の違いを頼りに、ボールの位置や速さ、高さを予測し、打ち返します。静寂の中で、音や感覚を頼りに展開される攻防は、まさに“感覚を駆使した駆け引き”。選手たちの卓越した集中力と高い技術に注目です。

POINT-1
「音」と「感覚」で空間を認識
ブラインドテニスの最大の特徴は、視覚に頼らず「音」と「感覚」でプレーする点にあります。使用されるボール(スポンジボール)は動くと音が鳴り、選手はボールの音と、自分の感覚を手がかりに、ボールの位置や速さを予測します。 とくに高さのある動きへの対応は、他の視覚障害者向け競技には見られない難しさがあり、積み重ねた経験と集中力、空間認識力、そしてわずかな音の違いを聞き取る繊細な聴覚が求められます。

POINT-2
クラスごとのルールの違いが生む
多様な戦術
障害の程度に応じて、B1、B2、B3の3つのクラスに分かれて行われます。コートの広さ、ネットの高さ、バウンド数などのルールもクラスによって異なり、選手たちもそれに応じて、ボールの追い方、打点の取り方、ポジショニングなどの戦術を練り上げます。
全盲のB1クラスは他のクラスよりコートが狭く、サーブを成功させるために、下から打つアンダーサーブを多用するなど、クラスごとに異なる魅力を楽しめる点もみどころの1つです。

POINT-3
いかにサーブを打ち返すかが
勝敗のカギ
ボールが見えないブラインドテニスは、サーブを打つ側がより、有利となる競技。そのためサーブを受ける側には、対戦相手のサーブの組み立てや特徴を読み取り、しっかり打ち返すことが求められます。相手との駆け引きのなかで、配球を読み確実に返球することができるか、それこそが勝敗のカギとなるのです。

競技ルール
視覚障害の程度に応じて3つにクラス分けして試合が行われます。
・B1クラス:視力0~手動弁。アイマスクまたはアイシェードを着用。
・B2クラス:視力指数弁~0.03以下、あるいは視野5度以内。
・B3クラス:視力0.1以下、あるいは視野20度以内等。
B1とB2クラスは3バウンド以内、B3クラスは2バウンド以内の返球が有効。
競技コートの大きさやネットの高さもB1、B2とB3クラスで異なります。


