PARA ICEHOCKEYパラアイスホッケー
みどころ
スピードと正確性が勝敗を
左右する「氷上の格闘技」
パラアイスホッケーは「氷上の格闘技」と呼ばれるほど、激しい接触とスピード感に満ちた迫力のある競技です。選手たちはスレッジと呼ばれるそりに乗り、両手のスティックを巧みに操りながら氷上を疾走。瞬時の判断力と正確なパック操作が求められ、戦略的なチームプレーが試合を左右します。体をぶつけ合うボディチェック(体当たり)や、緻密な連携によるゴールシーンはまさに圧巻。10代から50代まで幅広い層の選手たちが活躍しており、感動と興奮が詰まった氷上のドラマは目が離せません!

POINT-1
スピードと正確性の融合
両腕だけで氷上を滑走しながら、パック(球に相当するゴム製の円盤)を操る選手たちの動きは驚くほどのスピードです。選手たちは高速で移動しながら常に周囲の状況を把握し、瞬時の判断と正確な操作を行います。特にゴール前の攻防では、わずかなタイミングのズレが得点や失点に直結するため、一瞬の判断力と精密な操作力が試合の勝敗を左右します。

POINT-2
激しいボディチェック
「氷上の格闘技」と呼ばれる所以はここにあります。体のぶつかり合いがルール上認められており、選手同士の激しい攻防が展開されます。相手の動きを読み、タイミングを見極めて体をぶつけることでパックの奪取を狙います。これには高い技術と勇気、そして冷静な判断力が必要です。

POINT-3
戦略的なチームプレー
選手交代は短い時間で頻繁に行われるため、体力の管理と集中力の維持が極めて重要です。交代のタイミングひとつで試合の流れが変わることもあり、ベンチワークも勝敗を左右する要素となります。また、相手の守備をかいくぐるフェイントや、瞬時のパス回しによる突破など、氷上で繰り広げられる攻防はまさに知力と体力のぶつかり合い。特に注目すべきは、反則があったときに、選手が一時退場(2分~5分)してからの攻防です。相手チームより多い人数で戦うことを「パワープレー」(数的優位)、少ない人数で戦う場合は「キルプレー」(数的不利)と言います。数的優位の間は、特に激しいボディチェックで、より激しいプレーが展開されます。反則を誘うなど、戦術的な駆け引きも見逃せません。

競技ルール
パラスポーツの多くは障害の程度によってクラス分けされていますが、パラアイスホッケーは、障害によって程度によって分かれておらず、誰でも平等なフィールドで戦うことができるパラスポーツです。下肢に障害がある選手のために、アイスホッケーのルールを一部変更して行うスポーツ。日本国内で開催される大会への参加は、男女、年齢、障害の有無に関係なく、誰でも参加することが可能です。
リンクの上でプレイするのはGKを含め6人です(交代は随時何度でも可能)。選手は「スレッジ」と呼ばれるスケートの刃を二枚付けた専用のソリに乗り、左右の手にスティックを一本ずつ持ってプレーします。スティックのブレード部分でパックを操り、パスを出したり、シュートを打ちます。ブレードの反対側には、ギザギザの形をしたピックと呼ばれる金属が付けられています。このギザギザの金属を氷に打ち込み、漕ぐ動作でスレッジを前進させます。
アイスホッケー同様にボディチェック(体当たり)が認められています。試合は1ピリオド15分の3ピリオド制。レギュレーションタイム(正規の試合時間)終了時に同点の場合、ペナルティーシュート(3名)を行います。
以降、勝敗が決まるまでペナルティシュートを続けます。


